スイーツの定番といっても過言ではないくらい人気のあるチーズケーキ。さまざまなパティシエの看板メニューになっていますし、テレビ番組で紹介されて爆発的な人気を得ているものもたくさんあります。通販で買えるチーズケーキも数え切れません。そんなチーズケーキには様々なタイプがあります。作り方で分類すると、ベイクド(ベークド)・タイプ、レア・タイプ、スフレ・タイプに大別されます。
■ベイクド・タイプ
ベイクド(baked)は焼く(bake)の過去分詞。名前のとおり焼き上げるタイプのチーズケーキです。パイ皿に敷いたサブレ生地の上に、クリームチーズ、カッテージチーズ、マスカルポーネ、リコッタチーズなどのやわらかく塩分の少ないチーズと砂糖、卵黄、コーンスターチなどを混ぜて泡立てたものを流しいれ、オーブンで焼き上げるレシピが一般的です。味はチーズケーキのタイプの中で一番こってりしていて濃厚な味を楽しむことができます。
ヨーロッパのそれぞれの国や地域に歴史があり、使用するチーズやレシピ、焼き上げ方に違いがあります。フランスではガトー・フロマージュ、ドイツではケーゼ・クーヘンと呼ばれています。
■レア・タイプ
クリームチーズなどに生クリームを混ぜ合わせたものをゼラチンで冷やし固める、やわらかいタイプの焼かないチーズケーキです。グラハムクラッカーを砕いて作ったクラスト生地を底に敷き詰めて台座にするのが一般的です。昨今はカップタイプやびん入り等も登場しました。
バニラ、チョコレート、ヨーグルトなどさまざまな風味に味付けがされることがあり、フルーツ、特にイチゴやブルーベリーをトッピングすることも多いです。
レア・チーズケーキは1960年代に日本で生まれたという説が有力で、1970年代には家庭の冷蔵庫で出来るチーズケーキとして、簡単レアチーズキットが発売され人気になりますた。
■スフレ・タイプ
スフレ(souffle)とはフランス語で膨らんだという意味です。牛乳、砂糖、小麦粉を合わせクリーム状にしたものに、硬く泡立てた卵白を加え、オーブンでふんわり蒸し焼きにしたケーキです。スフレ・タイプのチーズケーキという言い方もできますが、スフレも非常に多くの種類のあるスイーツですので、そのなかでチーズを使ったもの、というほうが自然かもしれません。
しっとりした食感が日本人好みで、1980年代に500円チーズケーキとして焼きたてチーズ:スフレがブームになりました。ベイクドより軽くふっくらとしたチーズケーキです。
■シフォン・タイプ
シフォン・ケーキとはもともと薄い絹布のこと。焼きあがった生地が、しっとりと軽い感じになることからその名がついたアメリカ生まれのケーキで手作り感が人気です。スフレと同様にシフォン・タイプのチーズケーキはシフォン・ケーキのバリエーションのほんの一例であり、様々な味のシフォン・ケーキが存在します。