マドレーヌの名前の由来
マドレーヌの由来にはいくつかの説があります。
一番有名なのは次の説です。18世紀にポーランド王スタンスラス・レクチンスキーがコメルシーという町でパーティを催した際に、デザートの菓子職人が帰ってしまい仕方なくメイドの娘に即興で菓子を作らせました。ところが、王はこの菓子をすっかり気に入り、作り手のメイド、マドレーヌ・ポミエの名をとってマドレーヌと名付けました。ルイ16世の元に嫁ぎヴェルサイユ宮殿に住む娘、マリー・レチンスカ王妃にも届けさせたことから、フランスに伝わったといわれています。
この他にも次のような説があります。
フランスのヴィヴィエンヌ通りの当時の超有名店バイィのシェフ・パティシエだったジャン・アヴィスがカトル・カールの生地を小さなゼリー型で焼いてマドレーヌを考案したという説。- 同じバイィの名調理人でシャルロットという銘菓を作り出し、ババロア、ゼリー、ブランマンジェなどのレシピを改良して洋菓子の質を非常に高めたアントナン・カレームが考案したという説。
- もともとフランス、コメルシー地方の伝統菓子であったという説。